ストーカー被害の証拠集めはなぜ重要なのか
ストーカー被害は、放置すれば重大な事件に発展しかねない深刻な問題です。警察庁の統計によると、令和5年(2023年)のストーカー事案の相談等件数は約1万9,843件にのぼり、依然として高い水準が続いています。警察へ相談したり、ストーカー規制法に基づく「禁止命令等」や「警告」を求めたりする際、そして裁判所に接近禁止の仮処分を申し立てる際にも、被害の実態を裏づける客観的な証拠が決定的な役割を果たします。
結論から言えば、ストーカー対策で最も重要なのは「日時・反復性・改ざんのなさが確保された証拠を継続的に残すこと」と「警察・弁護士・探偵と早期に連携すること」の2点です。ただし「怖くて自分で証拠を集められない」「加害者を刺激したくない」という被害者は少なくありません。ここで探偵(調査会社)が第三者として合法的に証拠収集を担う意義があります。
本記事では、被害者自身でできる証拠の残し方、探偵に依頼できる範囲とできないこと、費用相場、そして警察との連携の流れを、探偵業法・ストーカー規制法などの法的根拠とともに整理します。



