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GPS調査の依頼ガイド|探偵に頼める範囲と自分でやる違法リスク

無断GPS・AirTag設置はなぜ違法か、合法な調査と費用相場を専門編集者が解説

GPS調査は誰でも自由にできる?結論から解説

「浮気の証拠をつかみたい」「配偶者の行き先を知りたい」——そんな思いから、市販のGPS機器や紛失防止タグ(AirTagなど)を相手の車に取り付けようと考える人は少なくありません。しかし、2024年〜2025年の裁判例や法改正により、無断でのGPS設置・位置情報取得は「探偵であっても違法」という認識が固まりました。

結論から言えば、相手の承諾なくGPSやAirTagを取り付ける行為は、依頼者本人が行っても探偵が行っても違法リスクを負い、集めたデータも裁判で使えない可能性が高いです。この記事では、GPS調査を探偵に依頼できる合法な範囲と、自分で行った場合の違法リスク、依頼の流れや費用相場までを整理します。まず要点を押さえましょう。

この記事のポイント

  • 無断でのGPS・AirTag設置は探偵であっても違法(2024〜2025年の裁判例で確定)
  • 自分で取り付けるとストーカー規制法違反・器物損壊罪・慰謝料請求のリスク
  • 違法収集した位置情報は離婚裁判で証拠能力なしと判断される可能性が高い
  • 探偵の合法調査は尾行・張り込み・聞き込みが基本、費用相場は時間制1時間8,000〜25,000円

注意すべきポイント

  • 夫婦共有の車でも相手が専有していれば無断GPS設置は違法になりうる
  • 改正ストーカー規制法(令和7年12月30日施行)でAirTag等の紛失防止タグも規制対象に
  • 「GPSで確実に証拠が取れます」と無断設置を勧める業者は違法行為を提案している可能性が高い

GPS調査をめぐる法律はどう変わった?

無断GPS設置は「重大なプライバシー侵害」と認定

2024年3月の旭川地裁、2025年1月の札幌高裁は、探偵が依頼者の配偶者や浮気相手の車両に無断でGPSを設置し位置情報を取得した行為を「民法上の不法行為(重大なプライバシー侵害)」と認定し、探偵業者に慰謝料の支払いを命じました。ラブホテル敷地内への無断立ち入り撮影も違法とされています。この一連の判決により、「探偵に頼めばGPSも合法」という誤解は明確に否定されました。

ストーカー規制法の対象が拡大

警察庁によると、2021年のストーカー規制法改正以降、「相手の承諾を得ずにGPS機器等を取り付ける行為」や「位置情報を取得する行為」が違法行為として規制対象となっています。さらに令和7年(2025年)12月30日に施行された改正ストーカー規制法により、AirTagなどの紛失防止タグを用いた無承諾の位置情報取得も明確に規制対象に加わりました。GPS機器だけでなく、小型タグの悪用も同様に違法と位置づけられています。

2024年の探偵業法改正で透明性が向上

2024年4月1日施行の探偵業法関連の運用見直しにより、各業者が「標識」を作成し、営業所内だけでなくウェブサイト上でも掲示する取り組みが進んでいます。依頼前に業者の適法性を確認しやすくなっています。

なお、ウェブサイト上での標識掲示については、従業員が一定人数以下(おおむね5人以下)で自社ウェブサイトを保有していない小規模事業者などは掲示義務の除外対象となる運用があります。自社サイトを持たない業者すべてが違法というわけではないため、その場合は営業所での標識掲示や届出番号の確認を行いましょう。

自分でGPSを取り付けると何罪になる?違法リスクの全容

「夫婦共有の車だから問題ない」と考えるのは危険です。名義が共有であっても、実質的に相手が専有して使っている車両に無断でGPSやAirTagを取り付けると違法と判断されうるため、以下の複数の法的リスクを負います。

リスクの種類内容想定される結果
ストーカー規制法違反無断でのGPS取付け・位置情報取得検挙・逮捕の対象
器物損壊罪車両に穴を開ける等の設置行為刑事罰の可能性
プライバシー侵害(不法行為)相手の行動を継続監視慰謝料請求される
証拠能力の否定違法収集の位置情報裁判で証拠として無効になりうる

特に深刻なのは、苦労して集めたGPSデータが離婚裁判で「証拠能力なし」と判断されるリスクです。違法な手段で得た証拠は不貞行為の立証に使えないばかりか、逆に相手から慰謝料を請求され、離婚の交渉で不利になる本末転倒の事態に発展しかねません。感情に任せた自力調査は、リスクとリターンが見合わないケースが多いといえます。

自分でGPSを取り付ける

市販GPS・AirTagで自力調査

おすすめポイント

  • ストーカー規制法違反・器物損壊罪のリスク
  • 証拠として無効になる可能性大
  • 逆に慰謝料を請求される恐れ
適法性違法リスク高
証拠能力無効の可能性大
費用機器代のみ
GPS調査の注意点を見る
探偵に合法調査を依頼する

尾行・張り込みによる証拠収集

おすすめポイント

  • 探偵業法に基づく適法な手法
  • 裁判で使える証拠を収集
  • 調査報告書を作成してもらえる
適法性適法
証拠能力有効
費用20〜60万円が目安
浮気調査を見る

探偵に頼めるGPS調査の合法な範囲とは?

では探偵は何をしてくれるのでしょうか。適正な探偵事務所は、GPSによる「無断監視」を行わず、探偵業法で認められた「面接による聞込み・尾行・張込み」を駆使して合法的に証拠を収集します。

合法とされる調査手法

  • 対象者が移動する際の、公道や公共スペースからの尾行・張り込み
  • ラブホテル等に出入りする瞬間など、公道から合法的に撮影できる範囲での不貞の証拠収集
  • 聞き込みによる裏付け調査

こうした手法による証拠収集は、素行調査浮気調査の基本であり、裁判で証拠として認められる可能性が高いとされています。

GPSの位置づけ

探偵がGPSを使う場合でも、それは探偵自身の調査車両の管理や、尾行の補助目的など、対象者のプライバシーを侵害しない範囲に限られます。対象者の車両への無断設置は、適法な探偵であれば行いません。GPS調査の適法性や具体的な注意点についてはGPS調査の合法性と注意点で詳しく確認できます。

浮気の証拠を確実に押さえたい場合は、GPSに頼るよりも尾行・張り込みによる調査のほうが、裁判で使える証拠として有効です。証拠が裁判で認められる条件は不貞の証拠が法廷で認められる条件も参考にしてください。

GPS調査(尾行・張り込み調査)の費用相場は?

合法な調査は主に尾行・張り込みで行われるため、料金は探偵の稼働時間に基づきます。料金体系は大きく3種類あり、以下は業界で一般的に示される相場の目安です(各社で異なるため見積もり必須)。

料金体系相場の目安特徴
時間制1時間 8,000〜25,000円(調査員2名)短時間・場所が絞れている場合に向く
パック制20〜60万円(20時間前後)調査時間の目安が立つ場合に割安
成功報酬着手金+成功時 10〜30万円程度証拠が取れなければ報酬が抑えられる

※上記は各社公開情報や一般的な相場に基づく目安であり、実際の費用は調査難易度・地域・拘束時間で変動します。実費として車両費・交通費・機材費・報告書作成費が加算される場合があります。契約前に総額の見積もりを必ず取りましょう。費用と慰謝料請求の関係は浮気調査の費用と慰謝料請求ガイドも参考になります。

GPS調査を探偵に依頼する流れ

実際に依頼する際は、以下のステップで進めます。慌てず段階的に確認することがトラブル回避の鍵です。

手順ガイド

1

調査目的と現状の整理

何を証明したいのか(不貞の立証・行き先の確認など)を明確にします。手元にある情報(車のナンバー、勤務先、行動パターン)を整理しておくと調査が効率化します。

2

複数の探偵事務所に無料相談

1社に絞らず2〜3社に相談し、対応や提案内容を比較します。この段階でGPSの無断設置を勧める業者は違法行為を提案している可能性があるため避けましょう。

3

標識と探偵業届出の確認

営業所内やウェブサイト上の標識、都道府県公安委員会への届出番号を確認します。なお5人以下・自社サイトなしの小規模業者はウェブ掲示義務の除外対象となる場合があるため、その際は営業所での標識や届出番号を確認しましょう。

4

見積もりと調査プランの提示を受ける

時間制・パック制・成功報酬制のどの体系か、実費や追加料金の有無を含めた総額を書面で確認します。曖昧な見積もりの業者は要注意です。

5

重要事項説明を受け契約書を締結

探偵業法で義務付けられた重要事項説明書と契約書の内容を精査します。調査範囲・料金・キャンセル規定・報告方法を必ず確認しましょう。

6

調査の実施

探偵が尾行・張り込み・聞き込みなど合法的な手法で調査を行います。進捗の報告頻度や連絡方法を事前に取り決めておくと安心です。

7

調査報告書の受領と活用

日時・場所・写真を含む報告書を受け取ります。離婚協議や慰謝料請求に使う場合は弁護士に相談し、証拠として活用します。

依頼前に確認すべきチェックリスト

違法調査を行う悪質業者を避けるため、以下の項目を必ず確認しましょう。

チェックリスト

営業所やウェブサイトに標識が掲示されているか

適法な業者の基本条件。5人以下・自社サイトなしの小規模業者はウェブ掲示義務の除外対象となる場合があり、その際は営業所での掲示や届出番号を確認します。

探偵業の届出番号が確認できるか

都道府県公安委員会への届出がない業者は違法営業です。

GPSの無断設置を勧めていないか

違法行為を提案する業者は絶対に避けましょう。

料金の総額と内訳が書面で明示されているか

実費や追加料金を含めた総額を必ず確認します。

重要事項説明書・契約書が交付されるか

探偵業法で交付が義務付けられています。

キャンセル・中途解約の規定が明確か

高額請求トラブルを避けるため事前に確認します。

調査報告書の内容と形式を確認したか

裁判で使えるレベルの報告書か見本で確認しましょう。

複数社の見積もりを比較したか

相場を把握し不当に高額な業者を避けられます。

悪質業者を見抜くには?

国民生活センターや消費生活センターには、探偵業務に関する高額請求や不適切な調査手法のトラブルが継続して寄せられています。特に「GPSで確実に証拠が取れます」と無断設置を勧める業者は、違法行為を提案している可能性が高く、警戒が必要です。

警察庁「探偵業の概況」によると、全国の探偵業届出数は7,000件前後で推移しており、業者数は増加傾向にあります。その中には探偵業法違反やストーカー規制法違反で検挙・行政処分を受ける業者も存在します(※検挙・処分件数は年により変動するため、最新の警察庁公表資料をご確認ください)。適法な調査を徹底する業者を選ぶことが最優先です。

業者選びに迷ったら、複数社を比較検討することが安心につながります。2026年版のおすすめ探偵事務所ランキングや、費用重視で選びたい方向けの安い探偵事務所ランキングも参考にしてください。

よくある質問

A

共有の車であっても、実質的に相手が専有して使っている場合は、無断でGPSやAirTagを取り付けるとストーカー規制法違反や器物損壊罪、プライバシー侵害に問われるリスクが高いです。名義が共有でも安全とは限らないため、自力での設置は避けるべきです。

A

2024年3月の旭川地裁・2025年1月の札幌高裁の判例で、探偵による無断GPS設置も重大なプライバシー侵害と認定されています。適正な探偵事務所はGPSの無断設置を行わず、尾行・張り込み・聞き込みなど探偵業法に基づく合法的な手法で証拠を収集します。

A

違法な手段で収集した位置情報は証拠能力が否定される可能性が高く、不貞行為の立証に使えないだけでなく、逆に相手から慰謝料を請求されるなど不利になる恐れがあります。合法的に収集した証拠を用いることが重要です。

A

令和7年(2025年)12月30日に施行された改正ストーカー規制法により、AirTagなどの紛失防止タグを用いた無承諾の位置情報取得も規制対象となりました。GPS機器と同様に、相手の承諾なく取り付ける行為は違法です。

A

料金体系により異なりますが、一般的な相場の目安として、時間制で1時間8,000〜25,000円(調査員2名)、パック制で20〜60万円程度とされています。実費として車両費や報告書作成費が加算される場合があるため、契約前に総額の見積もりを確認しましょう。

まとめ

GPS調査は「探偵に頼めば安全」というものではなく、無断でのGPS・AirTag設置は探偵であっても違法と裁判所が認定しています。自分で取り付ければストーカー規制法違反・器物損壊罪・プライバシー侵害に問われるリスクがあり、集めたデータも証拠として無効になる恐れが高く、逆に慰謝料を請求される可能性もあります。

浮気や素行の証拠を確実に押さえたいなら、探偵業法に基づく尾行・張り込み調査を徹底する適正業者に依頼するのが最も安全で有効な方法です。契約前には標識・届出番号・重要事項説明書・料金総額を必ず確認し、違法な調査手法を勧める業者は避けましょう。焦って自力で動くより、まずは複数の探偵事務所に無料相談し、合法的な調査プランを比較検討することをおすすめします。

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GPS調査探偵依頼違法リスク探偵業法

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この記事はAI(Claude)を活用して作成され、編集部が内容を確認・編集しています。

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