探偵用語集
探偵事務所への依頼を検討する際に知っておくべき専門用語を50音順でわかりやすく解説しています。 依頼前の情報収集にお役立てください。
あ行
浮気調査
パートナーの不貞行為(浮気・不倫)の証拠を収集する調査。尾行・張り込み・撮影などの手法を用いて、浮気の事実を証明する写真や映像を取得する。裁判での慰謝料請求や離婚協議の際に有力な証拠となる。探偵事務所への依頼で最も多い調査種別。
か行
企業調査(きぎょうちょうさ)
取引先企業の信用調査、従業員の不正行為調査、競合他社の動向調査など、ビジネスに関連する調査の総称。内部不正の証拠収集、情報漏洩の調査、採用時のバックグラウンドチェックなども含まれる。法人からの依頼が中心で、調査規模や費用も個人向けより大きい傾向がある。
結婚前調査(けっこんまえちょうさ)
婚約者や交際相手の経歴・学歴・職歴・家族構成・借金の有無・過去の婚姻歴などを調査すること。結婚詐欺の被害防止や、相手の素性を確認したい場合に利用される。プライバシーに配慮しつつ、公的記録や関係者への聞き込みを通じて情報を収集する。
興信所(こうしんじょ)
個人や企業の信用情報・身元情報を調査する業者の旧称。現在は探偵事務所とほぼ同義で使われることが多い。歴史的には企業の信用調査を専門としていたが、現在は浮気調査や素行調査なども手がける。探偵業法の施行により、探偵事務所も興信所も同じ法的枠組みで規制されている。
さ行
時間制料金(じかんせいりょうきん)
調査員1名あたりの1時間単価で計算される料金体系。最も一般的な料金形態で、相場は1名あたり5,000円〜20,000円/時程度。通常は調査員2名体制で行うため、実際の費用は単価の2倍になる。交通費・機材費・報告書作成費が別途かかる場合もある。
GPS調査
GPS(全地球測位システム)機器を使用して対象者の位置情報や移動経路を追跡する調査手法。車両にGPS発信器を取り付けて行動パターンを把握する。尾行の補助手段として活用されることが多い。ただし、他人の車両に無断でGPS機器を取り付ける行為は法的リスクがあるため、専門家への相談が必要。
ストーカー対策調査
ストーカー被害の証拠収集・加害者の特定・安全対策の支援を行う調査。ストーカー規制法に基づく警察への相談をサポートし、つきまとい行為の証拠を確保する。被害者の安全を最優先としつつ、法的措置に必要な証拠を収集する。
成功報酬(せいこうほうしゅう)
調査が成功した場合にのみ発生する追加料金。「成功」の定義は事務所によって異なるため、契約前に成功条件を明確に取り決めることが重要。成功報酬型は依頼者のリスクを軽減する一方、成功した場合の総額が時間制よりも高くなる場合がある。
素行調査
対象者の日常的な行動パターン・交友関係・生活実態を調査すること。浮気調査と異なり、特定の不正行為に限定せず、対象者の行動全般を把握する目的で行われる。企業が従業員の勤務態度を確認する場合や、交際相手の素性を知りたい場合などに利用される。
た行
探偵業届出証明書
探偵業法に基づき、公安委員会に届出を行った探偵業者に交付される証明書。営業所に掲示する義務がある。正規の探偵事務所を見分ける最も確実な方法であり、依頼前に必ず確認すべき事項。証明書番号から届出状況を確認することも可能。
探偵業法(たんていぎょうほう)
正式名称は「探偵業の業務の適正化に関する法律」。2007年6月に施行された探偵業を規制する法律。探偵業を営むには公安委員会への届出が必要で、届出をしていない業者が探偵業を営むことは違法。依頼者との契約前に重要事項の説明と書面の交付が義務付けられている。
着手金(ちゃくしゅきん)
調査を開始する前に探偵事務所に支払う前払い金。調査の成否にかかわらず返金されないのが一般的。着手金の金額は事務所や調査内容によって異なり、数万円から数十万円程度。成功報酬型の場合は着手金が低く設定されることもある。契約前に着手金の金額と返金条件を必ず確認すること。
調査員(ちょうさいん)
探偵事務所に所属し、実際に尾行・張り込み・撮影などの現場調査を行うスタッフ。経験や技術力は調査の成否を大きく左右する。一般的な浮気調査では2名以上の調査員が1チームとなって活動する。調査員の質は事務所によって大きく異なるため、実績や研修体制を確認することが推奨される。
盗聴器発見調査
住居・オフィス・車両などに仕掛けられた盗聴器や盗撮カメラを専用機器で探知・除去する調査。電波探知器・非線形接合部検知器(NLJD)・赤外線カメラなどの専門機材を使用する。引っ越し前やストーカー被害の懸念がある場合に依頼されることが多い。
は行
張り込み(はりこみ)
対象者の自宅・勤務先・特定の場所付近で待機し、対象者の出入りや接触者を監視・記録する調査手法。尾行と組み合わせて行われることが多い。長時間の張り込みが必要な場合は複数人でシフトを組んで対応する。
人探し(ひとさがし)
行方不明者・失踪者・音信不通の知人・恩人・初恋の人などの所在を調査すること。住民票・戸籍などの公的記録の調査、関係者への聞き込み、SNS・インターネット調査などの手法を組み合わせて行う。緊急性の高い失踪案件では警察との連携も重要。
秘密保持義務(ひみつほじぎむ)
探偵業法により、探偵業者およびその従業者は、調査の過程で知り得た個人情報や秘密を正当な理由なく第三者に漏らしてはならない義務を負う。退職後も同様の義務が継続する。依頼者のプライバシー保護の観点から、探偵事務所の秘密保持体制を確認することが重要。
尾行(びこう)
対象者に気づかれないように後をつけ、行動を監視・記録する調査手法。探偵調査の基本技術であり、徒歩・車両・電車など様々な移動手段に対応する。プロの探偵は複数人体制で尾行し、対象者に発覚するリスクを最小化する。
不貞行為(ふていこうい)
婚姻関係にある配偶者が、配偶者以外の異性と性的関係を持つこと。民法上の離婚原因の一つであり、不貞行為を行った配偶者とその相手に対して慰謝料を請求できる。探偵調査では、不貞行為を証明するためにラブホテルへの出入りの写真や、相手との親密な行動の証拠を収集する。
報告書(ほうこくしょ)
調査結果をまとめた書面。写真・映像・時系列の行動記録などが含まれる。裁判で証拠として使用する場合は、法的に有効な形式で作成される必要がある。報告書の品質は探偵事務所によって大きく異なるため、過去の報告書サンプルを事前に確認することが推奨される。
その他
パック料金(ぱっくりょうきん)
一定の調査時間をまとめて契約する際の割引料金プラン。例えば「20時間パック」「30時間パック」などの形で提供される。時間制に比べて1時間あたりの単価が安くなるメリットがある一方、未使用分の返金条件は事務所によって異なるため確認が必要。
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