質問1:標識と届出受理番号を確認できるか
2024年4月の探偵業法関連の運用変更により、従来の様式に代わり、事業者が自ら作成した「標識」(届出受理番号などを記載)を営業所に掲示する方式へ移行しました。また、ウェブサイトを保有する事業者については、標識に記載した事項をサイト上に掲載することが求められます。ただし、常時使用する従業者が5人以下の営業所や、自社サイトを保有していない事業者は、ウェブ掲載の対象外とされています。全日本総合調査業協会もこの改正の要点を周知しています。
面談で「御社の届出受理番号を教えてください」と聞いて即答できない、または営業所に標識が掲示されていない業者は無届営業の可能性があり、避けるべきです。届出番号は各都道府県公安委員会で確認できます。
質問2:調査員は何名体制で、追加費用はあるか
尾行・張り込みは通常2〜3名のチーム制が基本です。「1名だけで対応します」という回答は、対象を見失ったり調査精度が下がったりするリスクがあります。相場(1人1時間5,000〜10,000円)から大きく外れて安すぎる場合も、後から高額な追加請求をされるケースがあるため確認が必要です。素行調査の依頼ガイドも体制確認の参考になります。
質問3:成功報酬制の「成功の定義」は何か
国民生活センターが注意喚起する典型トラブルが「成功報酬の定義の曖昧さ」です。「対象者が家から出なかっただけで調査成功とみなされ高額請求された」といった事例が報告されています。「証拠写真が撮れたら」なのか「対象者の顔が確認できたら」なのか、成功の定義を必ず書面で確定させましょう。
質問4:報告書のサンプルを見せてもらえるか
浮気の証拠を裁判や慰謝料請求で使う場合、報告書の質が結果を左右します。日時・場所・人物の顔が鮮明に記録されたフォーマットかを、実物サンプルで確認しましょう。裁判で使える証拠の条件は不貞の証拠が法廷で認められる条件で詳しく解説しています。
契約前に必ず確認するチェックリスト
面談で口頭確認した内容は、重要事項説明書と契約書で必ず書面確認します。以下の項目をチェックしてから署名しましょう。