人探しの「発見率」はどのくらい?期間の目安は?
「発見率70〜90%」は各社の広告値で公的裏付けはない
探偵各社のウェブサイトでは「発見率70〜90%」「成功率90%以上」といった数字が掲げられることがあります。しかし、これらは各社が自己申告・広告として公表している値であり、公的統計や第三者機関による検証は存在しません。母数の取り方(相談件数か契約件数か、どこまでを「成功」とするか)が各社で異なるため、単純比較はできない点に注意が必要です。
したがって、これらの数字はあくまで「一定の成果が期待できる」という目安として捉え、契約の判断材料としては後述する「成功の定義」や実績の中身を重視することをおすすめします。
公的統計に見る行方不明者の実態
客観的な指標として、警察庁「令和6年における行方不明者の状況」を参照すると、令和6年(2024年)の行方不明者届受理数は8万2,563人(前年比7,581人減)と依然として高水準です。行方不明者の相当数を10代・20代の若年層が占め、その原因は「家庭関係(不和など)」などが上位となっています。
所在確認までの日数について、警察庁データでは大半が「当日〜1週間以内」に発見される一方、日数が経過するほど死亡確認の割合が上昇する傾向がみられます。とくに認知症等による行方不明も多数にのぼり、GPS機器等を携行していた事案では早期発見率が高い点は、初動の重要性を示しています。
失踪から1週間以内が「ボーダーライン」
人探しでは、失踪から1週間以内に着手することが成否の分かれ目とされます。時間が経つほど目撃情報や防犯カメラ記録、SNSの投稿などの手がかりが古くなり、対象者が遠方へ移動したり所在を隠す準備を整えたりするためです。
調査期間は情報量によって幅がありますが、手がかりが揃っていれば数日〜2週間程度、情報が乏しい場合は1ヶ月以上を要することもあります。初動が早いほど手がかりが新鮮で、短期間・低コストでの解決が期待できます。
人探しの費用相場はいくら?料金体系の違い
人探しの費用は、対象者に関する事前情報の量と難易度で大きく変動します。一般的な料金体系は着手金(10万〜20万円)+成功報酬(30万〜60万円)で、総額は10万円〜100万円以上と幅があります。旧住所・勤務先・写真など手がかりが多いほど費用は安く抑えられます。
料金体系には主に3つのパターンがあり、依頼内容によって向き不向きがあります。
※上記は探偵業界で一般的とされる相場感であり、事務所や案件の難易度によって変動します。実際の金額は必ず複数社の見積もりで確認してください。
「成功報酬型」を選ぶ場合は、契約書で「成功の定義(所在特定か、写真撮影までか、接触までか)」を必ず確認してください。定義があいまいだと、発見に至らなくても高額請求されるトラブルの原因になります。
人探し・行方調査を依頼する流れ
実際に探偵事務所へ人探しを依頼する場合、以下の手順で進むのが一般的です。